第6回: on the dot(意味:[時間が]ちょうど)

Idiom

意味

“on the dot” は、時間について「ちょうど」という時に使う表現です。
予定・計画していた時間に対して「ちょうど」「時間通り」を意味するので、10:30や11:53などにでも使えます。

語源

アナログ時計で、時間を表す点(ドット)の上に針が重なった状態を指すところに由来しています。

例文

強調したいときや、曖昧性を排除して正確な時間を表現したい時に使います。

  • Let’s meet at the airport at 8:00 on the dot.(8時ちょうどに空港で待ち合わせね。)
  • The bus arrived at 9:13 on the dot. (バスが(時刻表通り)9:13きっかりに来た。)
  • The home delivery arrived on the dot.(デリバリー、時間通り来たっ!)

■強調したい時
例えば、上記例の1点目であれば、相手がいつも5分・10分遅れる人だと「8時ぴったりに空港だよ(遅れないでね)」と強調するのに使います。

■曖昧性を排除して正確な時間を表現したい時
通常、「9:17」などを指定する場合はその時点で曖昧性がなくなる為、on the dotは「9時」などのような区切りの良い時間とセットで使われることが多いように思います。
ただ、9:17に曖昧性がないかというと、秒単位(9:17:00~9:17:59)の幅はあります。
なので、そういった曖昧性を排除したい場合は、9:17のような時間でもon the dotを使います。

類似表現

同じような表現にsharpがあります。

  • The train departs at 2:15 sharp. (その電車は2:15ぴったりに出発します。)


時間に関する会話は日常頻繁に行われますので、みなさんも ぜひ使ってみて下さい。

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