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第26回: Here is the thing.(つまり、実は) | 英語のコレが知りたいっ!

第26回: Here is the thing.(つまり、実は)

“Here is the thing” は、「つまり」「要は」や、「実は」という意味です。
会話の出だしに使われることが多く、以下のようなケースで良く使われます。

  • これから話すことが大切だと強調したい時の前置き
  • 困ったことや問題があることを伝える時の前置き
  • 何か話しにくいことを伝える際の前置き

特に欧米では先に結論を伝えることが多いですが、聞き手としても最初に要点・これから何を話そうとしているのかが分かると話を理解しやすいため、積極的に使ってみて下さい。

【例文】

  • Here’s the thing. I want to start investing in stock market, but I’m low on cash.)
    (実は、株式投資をはじめたいんだけど、お金がないんだよねぇ。)
  • Well, here is the thing. You can’t cancel the order once it’s been shipped.
    (商品発送後はオーダーのキャンセルができないんです。。)

類似表現

冒頭に記載した通り、”Here is the thing” が使われるシチュエーションはいくつかあり、状況によってニュアンスが異なります。それぞれ、以下のような表現も使えます。

Here’s the problem(問題は)
Here’s the truth(実は)
Here’s my question(聞きたいんだけど、)

一言で簡単に問題や質問を表現できる時はこういった枕言葉は不要かと思いますが、問題や質問をするうえで前置きの説明をしなければならない場合、最初に “Here’s the problem” や “Here’s my question” と言ってから話し始めると、聞き手は理解しやすいですし、ストレスも減ります。こういった意味では、これらの表現も「要は」というニュアンスで使われる時と通ずるものがあります。

また、”Here is the thing” と同じような表現として”The thing is ~” という表現も使えます。先述した”Here is the thing”の置き換え表現と同様、”The thing is ~” もthingの部分をproblem等に置き換えて、”The problem is 〜”と言うことが可能です。

先に結論を伝える時の定番としては、上記フレーズ以外にも”in a nutshell” のようなイディオムもありますので、「いつも同じ表現しか使ってないな」と思う方は、色々な表現にチャレンジしてみて下さい。

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