“Guess what?” は、日本語に当てはめると「ちょっと聞いてよ!」に近い表現で、嬉しいできごとやビックリするようなニュースなど、相手に聞いて欲しいことを話す際の出だし・前振りとして使われるフレーズです。
この記事のタイトルでは「ちょっと聞いてよ!」と訳していますが、文字通り、”Guess what?”(Can you guess what I want to say?)=「何だと思う?(私がこれから何を言おうとしているか分かる?)」という和訳がピッタリのケースもあります。自然な日本語訳は状況によって変わりますが、何れもニュアンスは同じで、話し手が伝えたいことがあって話しかける際に使われるフレーズということは変わりありません(後述の例文を見て頂けると、ニュアンスを掴んでいただけるかと思います)。ですので、和訳にこだわらず、ニュアンスを理解いただくのが良いと思います。
また、くだけた表現ですので、ビジネスシーンなどでは使うのを避けた方が良いフレーズです。
例文
“Guess what?”の後に話し手が続けて言いたいことを言うケースも多いですが、”Guess what?” の後に間を空けて、相手とやり取り(会話のキャッチボール)する場合も多くあります。
■“Guess what?”の後に、話し手が続けて言いたいことを言うケース
- Guess what? I’m pregnant!!
(ねぇ、聞いて! 私 赤ちゃんができたのっ!) - Guess what? I have been promoted and increased my salary!
(聞いてよ! 昇進して給料が上がったのっ!) - Guess what, she’s getting married next month!
(知ってた? 彼女 来月結婚するんだってよ!)
■”Guess what?” の後に間を空けて、相手とやり取り(会話のキャッチボール)するケース
- A: Guess what!(ねぇ、聞いてよ!)
B: What?(どしたの?)
A: I got proposed to on the beach at sunset! (夕日の見えるビーチで彼にプロポーズされたのっ!)」
B: That’s so sweet!(うわー、素敵っ!) - A: I have happy news! Guess what? (いいニュースがあるのっ! 何だと思う?)
B: I have no idea. What?(いや、分からない。何?)
A: I’m going to have a baby! (子供ができたのっ!) - A: I have big news. Guess what?(すごいニュースがあるんだー。なんだと思う?)
B: I don’t know. What?(いや、分からない。何?)
A: I’m going to the United States to study.(アメリカに留学することになったのっ!)
B: That’s awesome!(いいなー!)
※何通りか書きましたが、「Guess what?」と言われたら「What?」と返すことが最も多いと思います。
“You know what?” との違い
“Guess what?” は “You know what?” と同様に相手の注意を引く時の呼びかけとして使われますが、その使われ方には違いがあります。
- “Guess what?” は会話の出だし、且つ、基本的にポジティブな話題の時に使われます。
- 一方、“You know what” は、会話をしている中で何かに気付いたり・理解したり、発見したり思い出したりしてそれを伝えたり、会話の中で自分の主張や考えを強調したい時などに使われます。(”You know what?” の説明はこちらを参照ください。)
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