「職業病」の意味として日本語でも下記2つの意味がありますが、英語でも同様です。
- 特定の職業に従事することによってかかったり、かかる確率が高くなったりする病気。
騒音による難聴や、粉塵(ふんじん)が舞う職場で働いたことが原因で起こる肺の疾患、化学物質や発癌性物質を取り扱うことによる中毒や癌など。 - 普段の生活で出てしまう職業上の癖や習慣。
・(医療関係者が) 体調が悪そうな人がいると脈を計ろうとしてしまう
・(店員の人が)自動ドアが開くと「いらっしゃいませ」と言いそうになる
・(バスガイドの人が)左右逆に説明するので、普段人に道を聞かれても無意識に左右逆で言ってしまう
など。
実は、英英辞書を幾つか調べても、上記1点目に関する記載があるのみで、2点目の記載については見つけられませんでした。
が、アメリカの刑事ドラマで、刑事が休暇中や非番の時にも、細かく状況を確認してしまったり、相手に詳細まで話を聞いたりしてしまうシーンなどで使われていたのを何度か見た記憶があり、日本語の職業病と同じ使われ方をしているなー、と思ったことがあります。
【例文】
- Hearing loss is regarded as an occupational hazard of construction work.
(聴覚損失・難聴は、建設工事作業の職業病である。)
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